ライトダウン

読書したいという気持ちだけ先走る

絵、描いた。

びっくりするくらい寒くなって、今年も良い季節になった。

 

段ボールから鳴き声がたまたま聞こえて、衰弱した数匹の捨て猫を助けた。その一部始終がドラマ仕立てで流れたバラエティー番組のスタジオは感動の様子で、涙を流す者さえいた。たまたま助かった捨て猫。その背景に聳える膨大な数の助からなかった捨て猫

 

日常の散歩ルートには定位置に白黒の野良猫がいる。ある時には子どもたちを複数匹連れていた時期もあったが、今は一匹だけしか見なくなった。同じ場所に住み続けているということは、何かしらご飯をくれる住民が近所にいるのかもしれない。

夜更けに散歩をする。いつもは一定の距離を保って近づけない野良猫が、今日は後ろをついてくる。振り向くと止まり、近づくと逃げる。また僕が進むと後ろをついてくる。何を考えているかわからなかったが、近くのコンビニで猫用のご飯を買い、再びその場所へ訪れる。やはり野良猫はいる。餌を差し出すと食べ出した。野良猫に餌をあげる。目の前のこの子だけにご飯を差し出す。

 

はじめてデジタルで絵を描いた。アナログで気晴らし程度に絵を描くことは何度かあったが、満足のいく出来では到底なかった。何か自己表現をしたいという欲求が身体中を巡っていて、様々な手段をもって露出する時がある。言葉を尽くそうと試みたり、身体を動かしたくなったり、絵を描いてみたくなったり。何か一つの表現方法にこだわりきれずに、いろんなことに手を出してはすぐにやめてしまう。何かを表現したいという気持ちだけは変わらずに身体中を渦巻いている。

 

絵、難しい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

何もかもそうなのだが、飽き性な自分にとって一つを極めようとするのがとことん苦手だ。その性格が祟ってこのザマ。その中でも絵は好きな方かもしれない。が、結局「自己表現>絵を描く」なので、絵の方へ向かう感情の発露がないと絵を描こうとしないとかうるさいことは差し置いて絵をかけ〜〜〜〜い。と、思う次第の時代。何を描きたいのだろう。とりあえず初めてのデジタル絵。背景は模写。こっちを向いていない人を描きたい。機能が多すぎるからちょっとずつ描く。気が向いた時に。

 

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