夏の散文
非日常の夜を歩いているときだけ冴えるような脳が気持ち悪い。特別を擦り切れるまで味わったあとに残る普通が許せない感覚自体が損だ。
台風が来ると言うから、降る前を少し歩く。こうして文章を書いている間にも雨粒が飛んできている。きっとこれからもっと強くなる。
街灯が電線に見え隠れするから、点滅しているのか勘違いする。切れかけの街灯ほど、当てにならないのに存在を主張する。深夜の自販機にあらゆる虫が密接している。光が目立つ。
視覚ばっかりで生きていると気持ち悪くなる瞬間があって、公園で目をつむっていると、土の匂いも陽の匂いもするし、微かな草のゆらめきの音も聞こえる。ということをしてみたいけどなかなか実行できない。
オリンピックの話題に首を突っ込むのはあまりしたくないのけど、「オリンピックに盛り上がる人間」を見ているのがしんどい。この感情を上手に言語化できないけど気持ち悪くなる。
年金←払ってないし電話も来る
クレカ←上限突破していろんなサブスクが払えなくなる
短歌←作りたいという感情だけがある
ひぐらしのなく頃にの新シリーズが最高に面白くて、それでご飯とか食べている。
猫
2021/07/27